「Premium Textile Japan 2019spring & summer」(5月9日(水)~11日(金))に伺いました。
大好きだったドラマ「陸王」の、こはぜ屋の藍染半纏を製作したのが、明治5年創業の埼玉県羽生市の「小島染織工業」と知って、ますますドラマを見るのが楽しみになりました。4年前、初めて小島社長の着ている半纏を見たときは、本当にかっこいいと思いました。今回の展示会では、ドラマの影響で半纏を注文される方も多くなったとのこと。
⬆刺し子織りの藍染半纏を着た小島社長。
何しろこの素材は、剣道着や柔道着に使われる「刺し子織り」。分厚く、刺し子のようにしっかりした丈夫な織りなのに、柔らかい。洗濯を繰り返しても藍の色は褪せることなく冴え渡っています。ちょっと残念だったのは、役所広司さんも刺し子織りの半纏を着てほしかったなあ・・・
⬆藍染糸を抱えたこのボードが可愛かったです!
⬆あっ、これがあの「陸王」!!かと思ったら、「陸王」のドラマがつくられる前からあった足袋型スニーカーでした。
⬆「埼玉県伝統工芸モデル工場」に指定されている工場敷地には、100年以上の現役のノコギリ屋根の工場があります(2014年撮影)
⬆複雑な梁(はり)が組まれたノコギリ屋根の工場の内部。北窓から柔らかな光が入ります(2014年撮影)
⬆工場内には圧倒されるくらいの大量のシャトル織機。半纏姿の小島社長(2014年撮影)
⬆小島染織工業は、藍染めも自社で行っている。綛(かせ)染めの作業中(2014年撮影)
⬆『つなぐ通信』Vol.5で小島染織工業を取材。
小島染織工業を取材した『つなぐ通信』はこちら↓
http://tsunagu-t.com/pc/backnumber/vol05/index.html#page=17
⬆刺し子織りは、剣道着や柔道着で使用されています(2014年撮影)
⬆刺し子織りのバッグ。素敵です♪(2014年撮影)
【Textile-Tree/成田典子】