文化女子大は2011年4月に「文化学園大学」へと
校名が変わり、その初めての「けやき祭」が行われました。
例年になく先生たちは緊張されていたようで
大沼 淳 学長も見守る中
「国際ファッション文化学科」のファッションショーが開催。
しかし、先生たちの心配をよそに、学生さんたちはのびのびと
素晴らしいショーを見せてくれました。
・・・緑の多い小平キャンパスの花壇にはお花が満開です!・・・
・・・屋台やフリーマーケットも緑の中です。
右奥にはキャンパスを象徴する大きなケヤキの木が!・・・
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このファッションショーは、
国際ファッション文化学科の3年生により行われます。
半年前の2年生の12月頃から準備が始まり
企画・演出・デザイン・制作・広報・音響・照明
ヘアメイクやモデルなど、すべて自分たちの手で行います。
4年生は12月に、今や学校の看板ともなっている
大きな卒業イベントに向けて準備が始まっています。
いわば3年生にとってこの「けやき祭」のファッションショーは
その前哨戦ともいえるものです。
ここで体験したことを土台に、4年生に大きく花咲かせるのです。
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・・・見慣れたマリンのテーマもオリジナリティがありました!・・・
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昨年「けやき祭」で頑張った3年生たちが
今年の12月の卒業ショーでどんな成長を見せてくれるかは
本当に楽しみです。
正直言って、この時期はまだまだ未熟さが拭いきれませんが
しかし、今年はかなり充実した内容。
モデルの学生さんも“場慣れ”しているのか
楽しそうに、堂に入ったパフォーマンスも見せてくれました。
「けやき祭」の日は「オープンキャンパス」も兼ねており
校内には制服姿の高校生も多く目立ちました。
先輩たちのカッコイイショーは、いい刺激となることでしょう。
そういう意味でも、大学側の力の入り具合が伺えます。
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・・・シンプルでモダンで、リアルクローズ要素もしっかりあります!・・・
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このショーは、アメリカのシアトルでの開催も予定されており
「和」のイメージのクリエーションもプログラムされています。
・・・『壊』・・・
イラストの表現力も高く、クリエーションもパフォーマンスも
とても良くできた作品でした。
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『ケミカル』の作品の白衣やインナーのプリントは
学生たちが生地の段階から大型プリンターで制作したと
教授が教えてくださいました。
「とてもいいショーでした」と感想を述べると
ほっとしたような表情を浮かべたような気がしました。
学生さんもとても良く頑張ったと思いますが
それをご指導された先生たちも、ショーが終わるまで
(終わっても?)緊張感が続いているのでしょう。
文化学園大学は秋には、1〜3年生の有志で行う
「企画集団FUSE(フューズ)」のショーもあり、
ショーを行う機会を多く与えられています。
そういう体験を通じ、学生さんたちは
「仲間と一緒にものを作る」ことの意味も
同時に学んでいるのだと思います。
ですから、ショーをやり終えたあとには、大きな感動があります。
それを「親心」で指導し、見守る先生たちも
本当にすごいなあと改めて思いました。
・・・12月に開催される卒業イベント『クルミ割り人形』・・・
ショーが終了後、出口では12月に開催される
4年生の卒業イベントのフライヤーが配られていました。
今年のテーマは『クルミ割り人形』です。
ぜひ多くの方に見て欲しいイベントです。