編集長ブログ

2021新年おめでとうございます

世界中の願いが込められた2021年のスタートです。
今年も青空の気持ちのいい元旦の朝です。

昨年は、Textile-Treeも見事に仕事がピタリと止まりましたが、生まれて初めて仕事以外に没頭した充電の1年となりました。前半は日本の歴史にはまり、染織関連や日本文化関連の本を買いあさり、処分した本より買った本が多く、ますます本が増える状態。いい著者を知ると、その方の本がもっと読みたくなり、読んでいるとまた興味のある方にめぐり合い、その本を・・・という具合。昔の書籍は奥が深く本当に面白い。語彙も豊富でものすごく勉強になるのです。歴史にはまると、かなり危ないことは知っているのですが、やめられそうもありません。

後半は、全く興味のなかった韓流ドラマを友人から勧められ、これも「友情」と思い見たら・・・例外にもれず、ヒョンビンに一目惚れ。それから気に入った何人かの俳優のドラマを見あさり、いわゆる「沼」にはまる状態。なんにつけ深掘りしないと気がすまない習性を発揮しています。

この話は、長くなるのでここまで。

というわけで、今年の抱負は「楽しんで仕事をすること」
こんな大変な時代だからこそ「明るく、楽しく」いこうと決めました。

山車で演じられる早瀬の子供歌舞伎、寿式三番叟(写真提供:美浜町)

2021年のTextile-Treeの年賀状は、弘子姉さんの「三番叟」です。美浜町早瀬では、子供歌舞伎の伝統があります。江戸時代に早瀬でコレラが流行した時に、瑞林寺の方丈さんに「疫病は神仏の祟りでありため、寺社に子供歌舞伎を奉納せよ」とのお告げがあり、寺社に子供歌舞伎を奉納したところ疫病が終息したというのが始まりとされています。現在、子供歌舞伎の演目は「三番叟」のみになっています。

古くから日本では神仏に疫病退散を願い、祈りを捧げて来ました。科学が発達したIT時代でもそれは変わりません。どうぞ神様や仏様のお力で、なんとかコロナ禍を終息させてください。

「世界中が笑顔で暮らせますように」という願いを込めて、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。