素材の話

2013『Interior Lifestyle Tokyo』-Vol.2植田産業(株)の「紙バンド」

東京から世界へ向けてライフスタイルを提案する国際見本市
Interior Lifestyle Tokyo』(主催:メサゴ・メッセフランクフルト《株》)
が開催されました(2013年6月5日〜7日)


・・・・・アトリウムの「ジャパンスタイル」の会場・・・・・

アトリウム特別企画では「JAPAN STYLE」を展開。
インテリアデザイナーの橋本夕起夫 氏をアートディレクターに起用し
“Super Ennichi”をテーマに、カラフルな「紙バンド」を
張り巡らせた、テントのような演出が大好評でした。


・・・・・「紙バンド」を張り巡らしたテントの「JAPAN STYLE」の会場・・・・


・・・・・カラフルな紙バンドを製造している植田産業のブース・・・・

この「紙バンド」は紙バンド・紙ひものトップメーカー
静岡県富士市の植田産業(株)の製品。
紙バンドは撚りをかけた紙ひもを何本か並べ
糊付け加工して作ったもの。
わずか10mm幅で90kgの強度があり軽く丈夫。
もともとは米を保存するクラフト袋の口閉じ用として
利用されているものですが、
接着やカットなどの加工が容易であることや
色のきれいさなどから、ここ10年ほど前からは、
手芸用素材としてはもとより、
インテリア、アクセサリーなどの素材としても注目されています。


・・・・・丈夫な紙バンドは40年以上も
クラフト紙の米袋の口閉じとして利用されています・・・・

手工芸用の紙バンドはカラフルな色も豊富で、
制作しやすいように硬めに加工。
国産原料を使用し、お子様が万が一口に入れても大丈夫のように
安全性にも考慮したコーティング糊を使用するなど
安全で品質に優れた100%国産紙バンドを製造しています。


・・・・・手芸用紙バンドは紙ひもを16本合せた19mm幅が基本。
荷造り用のプラスチックバンドで
1本1本きれいにカットすることができます・・・・・


・・・・・・ワークショップでは、ミサンガや
小さな手まりが作られていました・・・・・


・・・・・紙バンドで作られたキューブのストラップ・・・・・

今回の『Interior Lifestyle Tokyo』では、
紙バンドでミサンガや手まりを作るワークショップも開催。
多くの人の関心を引いていました。


・・・・・手芸作品の金魚・・・・・


・・・・・ギフト用のリボンラッピングも立体的でオシャレです・・・・・


・・・・・モダンな水引として・・・・・


・・・・・100kg近い人が座っても大丈夫!!・・・・


・・・・・青森県弘前のブナコ漆器製造(株)の職人よって成型された器。
水で洗ってもタワシで擦っても大丈夫とのこと!:cuiora・・・・

 

【Textile-Tree/成田典子】