学生の卒業制作展やショーは
学生生活のエネルギーが込められたものが多く
毎回取材を楽しみにしています。
2月12日はバンタンデザイン研究所 渋谷校ディレクターズスタジオに
伺いました。
残念ながら5・6日のファッションショーには伺えませんでしたが
新しいファッション科などもあるということなので…
こぢんまりした校舎のせいか、今ひとつ活気がないような気がしましたが
目を引いたのは、「ゆとり世代」といわれている自分たちの世代を取り上げた
『1987』というフリーマガジンンです。
「1987」は、ゆとり世代といわれる最初の若者が生まれた西暦。
マガジンエディター学科の学生が、マイナスイメージの「ゆとり世代」を
「さすが、ゆとり世代!」と言われるように
「ゆとり世代応援マガジン」として制作しました。
プロとして一歩踏み出し
夢に向かって進んでいる同じ世代の若者を取材し
彼らの前向きな姿勢を伝えようとしています。
![Exif_JPEG_PICTURE]( https://textile-tree.com/wp-content/uploads/2011/02/RIMG0094-600x450.jpg)
制作メンバーと、同じブースに展示されたグラフィック科のメンバー。
「ゆとり世代」らしい、人なつっこい柔らかな雰囲気でした。
左上の小倉さんは(横向きでごめんなさい)マンガ雑誌社に就職内定。
左下の田口さんはまだ決まっていないとのこと。
そのまるっこいキャラクターで頑張ってください!
![Exif_JPEG_PICTURE]( https://textile-tree.com/wp-content/uploads/2011/02/RIMG0100-450x600.jpg)
漫画家志望の山崎 帝さん。
シートンの『オオカミ王ロボ』を原作に
オリジナルの大作『ROBO』を書き上げました。
現在雑誌社に売り込み中の毎日です。応援していますよ!
![Exif_JPEG_PICTURE]( https://textile-tree.com/wp-content/uploads/2011/02/RIMG0106-450x600.jpg)
北原さん(メンバー写真右下)の制作した
「壊された状況を創った」オブジェです。
彼らの『1987』はスタートしたばかりで、まだまだ未完成。
これから続いていくのかはわかりませんが
これをきっかけに「ゆとり世代」のマイナス面を払拭するように
夢に向かって進んでいって欲しいものです。
私もあらためて「ゆとり世代」について勉強する機会になりました。
次回はこの「ゆとり世代」の学生が
企業とコラボした作品についてお伝えします。