特派員ブログ

母の樹木葬

7月23日に東京の母が亡くなり、急遽帰国し無事に見送ることができました。生前から最後の最後までお世話していただいた編集長のアドバイスとご支援のもとにささやかでですが、気に入った場所に樹木葬することができました♥ 私が離れてできない分をずっと支えてくれた編集長と友達に感謝しかありません。

⬆️埋葬までの間、友達の家に一緒に滞在させてもらいました。写真は三茶でやっていたお料理教室の集合写真から。写真嫌いの母が笑っている珍しいショットです。

8月25日に小平のメモリーパークで樹木葬。編集長と友達、従兄がわざわざ湘南から来てくれました。春と秋には薔薇が咲き乱れる予定です。入口には薔薇のアーチ、休憩所にはデッキがあるのもお気に入り。季節がいいときには駅から趣のある遊歩道をあるいてパークに行けるのも魅力です。小平はポストの街らしく、昔ながらの赤いポストを見かけました。

母の樹木葬の場所を決めるのに決め手となった、同級生のお墓。彼女のは花小金井にあるのですが、残念ながらそこは完売。そのお隣の姉妹パークの小平になりましたが、歩いて行ける距離にあります。友達の入っているパークは10年経っているので、芝生も落ち着いて緑お花も綺麗でした。母の方はまだ5年なので、落ち着くまでちょっと時間がかかりそうですが、これから合祀まで13年あるのでそれまでには芝生も根付くでしょう。今年は猛暑のせいもあって、どこの霊園もお手入れが大変そうでした。

お花もたくさんいただきました。友達のわんちゃんが同じころに亡くなってしまったのでしばらく一緒に並んで置いていただきました。わんちゃん、このおばあちゃんだぁれ?って感じですよねw

母が気に入って引っ越しの度に必ず玄関に飾っていた絵。デザイン学校時代に先生が描いてくれたようです。母をイメージして描いてくれたのかもしれません。残念ながら保存できなかったので、写真だけ残しました。お棺に入れてあげればよかったな。

アメリカに持って帰ることが難しいので、ごくわずかな食器(ティーカップ、コーヒーカップ2客ずつ、酒セット)年季ものの刺身包丁(たぶん40年以上)、腕時計だけ形見として持ち帰りました。包丁は築地の正本までもっていて、刃こぼれと錆びを綺麗にしてもらい切れ味いいです!でも刺身家で作らないので、トマト切ってますw 思い出のため、柄は替えずにそのままにしました。