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東博 特別展『きもの KIMONO』/「辻が花」の名前が消えた理由をアップしました

東京国立博物館の特別展「きもの KIMONO」の私のお目当は、安土桃山を中心に、室町時代後期から江戸時代初期にかけて制作された「辻が花」でした。しかし展覧会では、展示されている「白練緯地花鳥模様」も含め、染織の書物などでお馴染みの辻が花の小袖には「辻が花」の表記はどこにもなく、すべて「縫い締め絞り」として解説されていました。なぜ「辻が花」の表記が消えたのでしょう。その理由が、今回の展覧会の図録を見てわかりました。詳しくは「素材の話」をご覧ください。