昨年12月9日・10日に行われた
文化学園大学 国際ファッション文化学科の
卒業イベントのご紹介です。
(アップが遅くなってごめんなさい…)
『テキスタイル用語辞典』の制作で、
死にそうなくらい忙しいときでしたが
毎年楽しみにしているイベントですので
何が何でもと、取材しました!
・・・『くるみ割り人形』の立て看板(左)とヴィジュアルブック(右)・・・
今回のテーマはE.T.A.ホフマン原作の『くるみ割り人形』。
4年間の集大成がこの卒業イベントとなりますので
4年生はこの1年間、すべてを注ぎ込みます。
スタイリスト・コーディネーターコースや
映画・舞台衣装デザイナーコースの学生さんが
それぞれの立場から原作を解釈し、
イメージを膨らませた衣装デザイン・制作を担当。
プロデューサー・ジャーナリストコースでは
シナリオ、演出、映像、舞台美術、
パンフレットやヴィジュアルブックなどの制作を担当します。
そして、昨年に引き続き武蔵野音楽大学とのコラボレーションも、
舞台のグレード感を高めていました。
期待通りの素晴らしいショーでした!
・・・武蔵野音楽大学は8人の声楽家、43人のオーケストラが出演・・・
・・・物語りはクリスマスの日のおもちゃ屋から始まります・・・
・・・オモチャ屋の楽しい世界と、経営者のドロッセルマイアー・・・
・・・クララとフリッツの姉弟がオモチャやを訪れ、
ドロッセルマイアーからくるみ割り人形をもらいますが、
弟のフリッツは気に入らず、乱暴に扱います・・・
・・・ドロッセルマイアーはフリッツを醜いくるみ割り人形にしてしまいます。
人間の姿を取り戻すため、姉弟は旅に出ます・・・
・・・金平糖の精と陽気な人たちの暮らす「お菓子の町」にやってきます。
ファンタジックなお菓子の衣装が可愛かったです・・・
・・・「お菓子の町」にネズミが襲ってきます。姉弟は逃げ出してしまいます・・・
・・・姉弟は無表情な人々の住む「氷砂糖の村」を訪れます。
村人の優しさに触れ、姉弟は「お菓子の町」の人々を救うために戻る決心をします。
クールな色彩とアートな装飾の村人の衣装がとてもきれいでした・・・
「ワル」の登場は、いつもカッコイイ演出です・・・
・・・ネズミたちのダンスは圧巻!まさにプロ級・・・
・・・捕らえられたネズミの女王。シンブルで美しい演出です・・・
・・・「お菓子の町」に金平糖の精が帰ってきました。恒例のバレエも!・・・
・・・「お菓子の町」の女王の金平糖の精・・・
・・・姉弟のおかげでネズミたちとも和解し平和が戻ります。
ドロッセルマイアーはフリッツを元に人間に戻します・・・
・・・めでたしめでたしのフィナーレ。表情も演技力も素晴らしいできでした・・・
・・・くるみ割り人形を演じた弟と姉が幕を閉めます・・・
先日、今年の12月の卒業イベントのテーマも決まったようです。
まだシークレットのようですので、公表は控えますが
次回はエキゾチックな舞台になりそうです。
ニューヨークからFITの留学レポートを送ってくれている
大門さんも今年4年生になり、
留学から帰ってくる5月からこの卒業イベントに加わります。
「卒業イベントレポート」も期待できそうですね!