あをやまです。
10月下旬、久しく遠ざかっていた京都に行って来ました。目的は藍染体験。ホステル宿泊付きで、染めた布で靴を作ってもらう2泊3日のプランです。比較的10月は感染者数も落ち着きやすいと思っていたら、水際対策緩和、旅行支援と重なって賑やかな京都でした。
初日、最終日は自由行動で、2日目が染め体験。宿は京都南側、東寺の近くのホステルです。
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⬆️cobo hostel、民家をリノベーションした一軒家。
https://aioicobo.wixsite.com/cobohostel
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⬆️京都滞在中は天気が良くて、絶好の染め日和。小さな内庭のお風呂を改装した工房に、ダイニングのステンドグラスと同じ職人による窓。藍染(愛)だから鯉(恋)なんだって。
洒落てますー。
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藍甕はホットカーペットを巻いて一年を通し28℃に保たれています。藍染め液の寿命は5か月だそうです。ぷかっと浮いてるのが藍の花。染め液が元気なほど藍の花の色が濃く、力がなくなると透明になるんですって。液の触感もピリリと変わるそうです。手が染まってしまうので私はゴム手袋をお借りしました。
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⬆️染師は癒し系の藤江さん。彼女によると、こちらの染め液は女の子。本日の状態は二十歳くらい。おお、良いですねー。頼むぞ、藍ちゃん!※名前をつけているそう
靴用の生地はバウンディングと言う絞り染めで。土台になる芯に襞を作りながら布を糸で絞っていきます。藤江さん指導の下、段々手が速くなりあっという間に完成。もっと絞りたいくらい。
こちらはざぶりと藍液に漬ける、空気に触れさせ発色と、シンプルな工程。靴に仕上がるのはしばし時間がかかるそうだけど、先の楽しみに。
完成した絞りを持つ藤江さん。「龍みたい」なるほどー。
なんだか楽しいですー。※しっかり絞れるとピンと立つそう
オプションで靴以外も染められました。
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⬆️持参の麻シャツは板締めに。イメージを伝えて板の位置や染め時間を考えて頂きました。まず9回、漬ける→空気に触れさせる。板を付け直して更に2回。「この子(藍)は元気だから」と途中加減して染める回数を調整。それにしても藍愛溢れる藤江さんはもう藍とお友達なんです。職人さんと言うと無口で神経研ぎ澄まし、のイメージもあるけど、意外と皆さん心の中はこんな感じなのかも。
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⬆️染め完成の靴地とシャツ。靴は横に模様が出るようお願いしました。シャツも中々良い感じに。チェックっぽくて着やすそうー。ボタンを選び直して、来年着ましょう!💪
藍染め製品洗濯は最初数回色が出るそうですが、洗剤は使わず洗うんですって。期待しているなは汗かぶれしにくいと言う効果。更に消臭にも効果ありと。なんと藤江さん、靴下で実験した実体験を話してくれました。1ヶ月藍染め靴下を履き続けたのに、ほとんど臭わなかったと!すごすぎる!
※使用環境の違いや個人差もあるそう
さて、癒し系染師さんのホステルも居心地良い仕様でした。彼女の人柄やセンスを感じます。
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⬆️藍染めの本や自作の宿カタログも。
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⬆️共同のお風呂、ダイニングキッチン。
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⬆️贅沢にも一人で使わせてもらいました。旅の疲れもあってか、朝までぐっすり。しかもなんだか楽しい夢を見たなぁ。