「ジャパンクリエーション2012」で
繊維ファッション産学協議会が主催する
産学コラボレーションの作品が展示されていました。
第5回目となる今年は、「ウールの進化」をテーマに
ウールの織物産地である尾州産地とコラボレーション。
応募18校/53グループの中から8校(8グループ)が選ばれ
力作を展示していました。
神戸ファッション専門学校の
北原拓也さん(右)、塚原達也さん(左)らの
3人グループ「Merry」による
早善(株)とのコラボ作品『空・風・光を感じる』です。
大震災に見舞われた日本に、明るさを提案。
「普段はモノクロが多いキャリアウーマンに
光を感じるような色彩の衣服でゆとりをもっていただき
回りの人たちにも明るさを提案したい」というのがコンセプトと
北原さんが説明してくれました。
北原さんは現在2年生。
夢はワダ・エミさんのような、映画や舞台などで
クリエイティブな衣装表現をしていきたい。
卒業後は、クチュールのアトリエで、
技術を身につけたいと話してくれました。
感覚的なことだけではなく
「技術」の習得に関心をもつクリエーターが増えるのは
嬉しい限りです。
ファッションやデザイン草創期を切り開いてきた
諸先輩たちは本当によく勉強をしていました。
武蔵野美術大学/
グループ名「ウール」による『空気を紡ぐ』
中部ファッション専門学校/
グループ名「Extreme Boys」による『EXTREME』
桑沢デザイン研究所/
グループ名「羊グループ」による『FAD SHEEP』
文化ファッション大学院大学/
グループ名「Unclose Interaction」による『革新と伝統』
ドレスメーカー学院/
グループ名「TETRA」による『変化する空気』