京王プラザホテルの総料理長のお話しを聞く機会がありました。
新宿の京王プラザホテル2階のコーヒーハウス「樹林」には
根強いファンも多いフレンチトーストがあります。
フレンチトーストといえばホテルオークラも有名ですが
「樹林」のフレンチトーストは名古屋コーチンの卵など
厳選された素材に24時間つけ込まれた
ふっくら・しっとりとりの、本当に美味しいフレンチトーストです。
・・・しっかりとつけ込むのがフレンチトーストのポイント!
そしてつけ込む卵と牛乳、お砂糖などを調合した「味見」は重要と
教えて頂きました。これは自分の好みで・・・
このフレンチトーストはハーブティーとセットになっています。
このハーブティーをブレンドしたのが市川総料理長で
これにまつわるお話しを聞かせてくれました。
「樹林」は緑に囲まれた、まるでリゾート地にでもいるような
明るく爽やかな空間が人気です。
芸能人や著名人などもよく利用するので
それを目当てのお客さんも多いことでも知られています。
総料理長は、この大都会のオアシスのような
爽やかな緑を体でも味わって欲しいと
スペアミント、ローズマリー、タイム、レモングラスの
お料理で使う種類のフレッシュハーブをブレンドしたといいます。
料理の味付けや盛りつけなどは
「どういう空間で味わうのか」を考えて作るのですよ
と教えてくださいました。
ホテルやそれなりのレストランに入ると
料金には「サービス料」がつきます。
初めは高いと感じますが、ゆったりした空間で
心地良いサービスを受けながら食事やティータイムを過ごすと
その料金の意味がよく分かります。
トータルなものが「食事文化」なのだと改めて思いました。