あっという間の1年でした。
いつもの席にいつものパソコンがあり
スチール棚には愛用の野球帽が掛けられてられています。
いつもと同じように仕事に追われる日々が過ぎて行きました。
この1年、いつもと同じような日々が過ごせたのは
主人が残してくれたものが大きかったからではないかと思います。
話好きで人懐っこい、人に愛される性格の人でした。
私といるときは100%無防備で、
そのいい加減さが呆れるほど面白い。
腹が立つことがあっても、いつの間にか笑いになる・・・
そうして許容範囲がどんどん広がっていきます。
素のままを受け入れられるのが夫婦なのかもしれません。
ものは何も残してくれませんでしたが、
私が一人で生きていけるたくましさをもらいました。
これが一番大切なことだと、今日思いました。
妹夫婦から綺麗なお花が、甥から美味しい最中が届きました。
私はいつものように主人の好物のばら寿司を作りました。
次の日、東京はものすごい大雪に見舞われました。
そういえば、一昨年のちょうど今頃も雪だったような気がします。
雪を心配しながら、弘子姉さんの布絵展の準備や
レセプションの準備で大変でした。
毎年この時期は何かが起きるようです。
決して忘れることがないようにと、
寂しがりやの主人からのメッセージなのかもしれません。
1月21日に寄せて