あをやまです。
このところ、夏の陽気が続いています。
5月末の飯舘村では照り付ける日差しの下、
田植えがありました。
菅野宗夫さんの田んぼは
既に除染後に収穫もされており、
安全なお米ができることが確認されています。
まず、シート状の稲に薬を撒きます。
その上から水をかけ根元の方に送って、
稲の準備が完了。
拳大くらいにシートを手でちぎって持ちます。
機械植え用の稲なので、結構ちぎるのも力入ります。
田植えのレクチャーは
応援に駆けつけた「花の仙人」大久保金一さんが
して下さいました。
根元を指でカバーしながら、3~5本ずつ植える。
本数を多くしても結局実るのは同じくらいだそう。
水を張った田んぼに筋引きで等間隔で線を轢きます。
この用具は食事担当の方の手作りなんだそうです。
(器用な人は出番が多い)
田んぼのぬかるみに足を取られる人、
比較的スムーズに歩く人がいましたが
違いは何でしょうね?
一つには、長靴の大きさだとか。
大きいと長靴を残して足が進み、
脱げたり転んだりしやすいそうです。
皆さん、長靴を持参してました。
そして日除けのつば広帽子。
さらに日焼けしたくない人は長袖です。
そんな中、機能的にもファッションとしても
バッチリな女性がいました。
サングラスまでキマッテます。
田植え経験ありとは言え、よく揃えたと感心します。
デニムのツナギはちょっと暑そうだけど、
かっこいいな。
写真撮らせてもらえば良かったんだけど、
なにせ田植え始めると抜けるのが大変で…。
私は靴下の足首を紐で結び、参加しました。
その結果靴下のゴム上をなんと蛭に噛まれ…。
想定外でした。
毒はないということだけど、
しばらく痒みが引かないんですね。
長靴は必須でした。
因みに水を張った田んぼには、
カエルやアメンボもいました。
・・「金の目のカエルだ~」ってことで写真を。
カエルの目って普通、何色だったっけ?・・
田植え終了後は早苗饗(サナブリ)と言う食事をします。
神事の後の直会(ナオライ)と同じだそうです。
後ろ姿が宗夫さんです。
多くの方が田植えに駆けつけ、ご挨拶。
私は最後まで田植えしていて、
途中参加になってしまいましたが
おにぎり、豚汁、新鮮な生野菜、
宗夫さんの奥様(千恵子さん)お手製のお餅などで
宴は盛り上がっていたようです。
もちろんお酒もありました。
・・田植え後のビールは沁みましたね~。・・
秋には穫り入れがあります。
どんな稲に育ってるかなあ。
次は足元をバッチリ決めます!