情熱スクールnet!

清里フィールドバレエ(by あをやま)

初めまして。
あをやまと申します。
「情熱スクールnet!」に登場する学生たちが
私の教え子だったこともあり、
私も“情熱人”の一人として
このブログに時々お邪魔することにしました。
関心事はファッションイラスト、絵画、着物、バレエなどです。

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初回はバレエについて。
8月4日、27回目となる清里フィールドバレエを鑑賞して来ました。
八王子の有名なバレエ団バレエシャンブルウエストが主催する、
文字通り屋外の舞台です。
雨天中止なので鑑賞中も天候の変化に敏感になります。
数年前、「白鳥の湖」のクライマックスで霧雨が降って来ました。
幻想的ではありましたが、当然ダンサーも自分も濡れました。
ハラハラドキドキで忘れられない舞台でした。
他にもフィールドバレエの醍醐味は、
リハーサルを自由に見学できることです。
どんなチェックを受け本番はどうなるか、
ビフォーアフターも面白い。

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行ってみると、今月清里は天候不順が続いたと聞きました。
ニーナ・アナニアシヴィリさんを迎えての舞台は
大雨に見舞われたそうです。
会場に敷き詰められたウッドチップが全て流れてしまい
大急ぎで敷き直したとか。
色々ご苦労が伴います。
しかし彼女は又来年戻って来る約束をしてくれたそうです。
4日は清里に到着する前に降ってくれて、
無事に幕が上がりました。
前方はシートを敷いて座る席のスペースです。
私はそこに座りました。
ウッドチップがフカフカで快適でした。

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今回のお目当はシャンブルウエスト出身の
佐々木万璃子さんの白鳥です。
ローザンヌ国際バレエコンクール3位受賞経験のある、
若手のホープです。
長い手脚のオデットはさぞ可憐でしょう。
バレエは「演技」と言うように、
言わばバレエで表現する演劇なので
善のオデットと悪のオディールを
どう演じ分けるか楽しみでした。
実際には予想以上の小悪魔ぶりで、
あれじゃ王子も惑わされるわ~。
個人的な感想ですが、オデットより
オディールにバレリーナの個性の違いが出る気がします。
万璃子オディール、魔性度高し!

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花火含め、演出も良かったです。
バレエ友達(フィットネスのバレエクラスで知り合い)
と最後まで上演されたことを喜んでいました。
終了後に会場で購入したグッズに、
出演者がサインしてくれるサービスがあり
記念に私もTシャツを購入しました。

カラーバリエーションは豊富ですが、
黒マジックが映える色を選択。
友達はなんと会場でサイン用色紙が当たり、
2人で列に並びました。
男女4名ずつ、8名分のサインが貰えるとは
嬉しいサプライズです。

サインについての感想。
写真はバレエシャンブルウエストのダンサー、
染谷野委さんのサインです。
サインにも個性が出ます。和み系の人柄です。
実はこの方に習っています。
それと、以前から思うんですが
バレリーナにはYとかMが入る名前が多い気がします。
川口ゆり子さん、森下陽子さん、吉田都さん、上野水香さん・・・。
今回も3名のイニシャルがMでした。
前身頃の下4名が女性のサインです。
皆さん丁寧に書いて下さいました。

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舞台近くにあるメリーゴーラウンドは一見の価値があります。
よく見るとダチョウ追う白馬はかなり表情豊か、
それを追うのは魚を加えた猫、
そしてシマウマが続きます。
結構ファンキーです。

「天候次第」「自然と共存」と言う舞台ですが、
今回は初めて宿を取りゆっくり帰るプランで
フィールドバレエを満喫して来ました。
更に、途中で石和温泉日帰り入浴。
今回のお土産は桃とワインと、サインTシャツです。
フィールドバレエの旅は帰ってからも楽しみです。