特派員ブログ

Durhamの自然と住宅地

最近なんだかこのあたりも家の値段が高騰しているようですが、私の住んでる住宅地もHistoric area になっているせいか、ものすごい値段でも速攻で売れてしまうようです。このあたりはWatts-Hillandale Historic Districtと呼ばれ、1909年以降に建てられたMission Revival,Colonial Revivalと呼ばれる18世紀後半から19世紀初期のカルフォルニアのSpanishMissionからインスパイアされた建築による建物が残っています。

うちが借りてる家も改装はされているものの、100年ぐらいの古さらしいです。

閑静な住宅街で鳥の声が響き渡り、うさぎやリスが飛び回る環境なんですが、最近お隣さんが売りにだされ、それと同時に空き地だった隣のスペースにもう一軒小さな家がたてられることになり、なんと2本の大きな樫の木が伐採されました(T_T)

売るにしても貸すにしても高値で速攻なので、不動産やさんもオーナーもこんな広い空地を放っておくわけがないんですが、かなり悲しいです。でも引っ越してから4年間はずっと空き地だったことに感謝しないとですよね。

⬆︎大きなクレーンやトラックが入って、男性5-6人でも4-5日かかりました。まずは、上の方の枝から切り落として行って、最後にメインの幹は巨大なチェーンソーで切って倒していました。

木の伐採作業してるお兄さんたちがなぜかGoaをかわいがってくれたので、親ばかな私は毎日アイスティーを作って配ってました(笑

ひとつだけ良かったことは、最近Goaの耳が遠くなってきたので、前だったらこの騒音で一日中震えあがってるところなんですが、地面が結構振動しても寝てるぐらい平気でちょっとほっとしました🐼

2本目の幹を切り倒した時に偶然にGoaと外にいたので、ビデオを撮りましたが、返り泥浴びそうになりました💦

https://www.instagram.com/p/CN2_bNzBzWH/?igshid=1itficeq7xb6q

⬆︎途中で大雨が降った日もあったせいか、伐採後はかなり悲惨な状況。両側の家の壁に泥がとびまくりました。そして寂しく残った切り株。切り取った株をせめてテーブルに使えたらとおもったのですが、巨大で重くてとても動かせなかったので諦めました。一部の小さ目の枝や株は近所の人たちがキープしてたので、何かにアップサイクルされますように。

このあとは、本格的な家を建てる工事が一か月後に始めるようです(・・;) 決まったことで仕方ないので、静かに見守りたいと思います。

⬆︎このあたりはとっても木が多く、樹齢も古い大木も多いので、住宅街では結構嵐で折れたり倒れたりという災害も多く、やむを得ず切る場合も多いようです。今回は家を建てるためなので、ちょっと残念ではありますが、2年前にはうちの反対側の家の大木が突然根こそぎ倒れて裏の家の一部を壊した事故もありました。

なかなか共存も難しいものですね。

⬆︎住宅街にあらわれた”ハゲタカ”。そんなにみかけないですが、だいたいこれは死んだ動物がいるというサインです。ちょうど一日前にGoaと散歩中に小動物が死んでるのを見かけた場所なので、それを食べてる模様です。たぶんウサギかなんかだとおもうのですが、クルマにひかれたのか、他の動物に襲われたのかは不明です。ハゲタカは一匹でも結構大きいので怖いですが、群で集まってくることもあってそうなるとかなりの迫力です。

前に夜中に車に乗っていたら、大きなフクロウが羽ばたいて来てもうちょっとでぶつかりそうだったことがあります。自然の中の弱肉強食は不可欠ですが、人間が自然を壊していくのはできるだけ避けたいですよね。難しい問題です。