海外から「フクシマ・フィフティ(Fukushima 50)」と称賛され
必死の作業をされている方々の多くが50歳以上で
20名は志願者であることを知り、大変驚きました。
東京電力が全国の電力会社や協力企業に助けを求め
「決死隊」として原発の内部作業をする「ベテラン」を募ったといいます。
時事通信には中部電力に40年勤務し、定年を間近に志願した
島根県の男性(59)の話しが報じられていました。
「この作業は、自分たちのようなベテランがやるべきだ。
子育ても終わり、残すことはない」
「使命感をもって行きたい」と…
原発での作業に、国が定めた限界被曝単位は100ミリシーベルト。
それが途中から250ミリシーベルトに変更しました。
これは作業時間を延ばすために彼らが望んだことだといいます。
そのおかげで、あと一歩で臨界点というぎりぎりのところで
臨海が止まったのです。
「感謝」以外の言葉が見つかりません。
「ベテラン」が社会の外に追いやられ
「ベテラン」の仕事がどんどん無くなっている昨今
「フクシマ・フィフティ—ズ(Fukushima 50)」の皆さんの活躍は
「ベテラン」の雇用の意識を大きく変えるきっかけにもなるでしょう。
「50(フィフティーズ)」は「50人」であり「50代」でもあります。
現在は増員され180名の方々が作業にあたっているといいます。
今も、現場で必死の作業で頑張っている皆さん
私たちは、ただただ「祈る」しかありません。
どうか皆さんが無事でありますように。
どうか作業が成功しますように…