編集長ブログ

フランスの「キルトEXPO・ボージョレ2014」渡辺弘子の布絵が大好評!Vol.1

4月10日〜13日にフランスのボージョレで開催された
キルトの祭典「キルトEXPO・ボージョレ2014
(Quilt Expo en Beaujolais2014)」
弘子姉さん(渡辺弘子)の布絵22点が展示され、
大好評のうち無事終了しました。


「キルトEXPO・ボージョレ」は、国際的なキルトの祭典で、
約20カ国からアーティストが参加。
パッチワークやテキスタイルアートの作品展示や
関連商品の販売等が行われています。
ファンも多いキルト展です。

今回の展示のことは、リヨンの「日仏文化センター」の
ニュースレターにも掲載していただきました。
「日本のアーティスト渡辺弘子の作品は
リアリズムとユーモアのある
ディテールにこだわった素晴しい伝統的な作品。
19世紀後半の布とも出会える
魂を持っている布で制作された、本当の宝物である」
というような意味合いの紹介がされていました。
本当に嬉しい限りです。


・・・・ボージョレはフランス東南部のリヨンの北に位置します・・・・

2月にオファーをいただいてからキルト展までは
時間も少なく、海外の展覧会も初めてで、
主催者とのやり取りから作品の輸送の事など
分からないことだらけでした。
しかし、たくさんの方達のお力で、作品がフランスに届き
日本語、英語、フランス語の作品解説を付けて
展示する事ができました。
フランスのみなさんに楽しんでいただいたようで
本当に嬉しく思っております。
弘子姉さんに成り代わり、
この場を借りて心よりお礼申し上げます。

早速、主催者のMoniqueさんや
お世話になった今城さんからキルト展の様子や
街の写真が届きました。
こうして写真を見ると、本当に海を渡って
フランスに行ったのだなあと感慨無量です。

ボージョレは、ご存知のように
ボージョレ・ヌーボーで有名なワインの産地。
絹織物産地として知られる
フランス東南部のリヨンの北に位置し、
中心地は1本の坂道が続く美しい街です。
「フランスで最も美しい村」のひとつといわれる
Oingt(オワン)もボージョレ地区にあります。
ワイン好き、テキスタイル好きの私としては、
たまらなく訪ねてみたい土地です。

「キルEXPO・ボージョレ2014」は
ボージョレの街にほど近いところにある
大きなEXPO会場で行われているようです。

Moniqueさんは「荷物が無事届いたかしら…」と
心配している私たちを安心させるため
荷物が無事到着した写真を送ってくれました。
22点の布絵は、純造兄さんが苦心して探してくれた
頑丈なダンボールに入れて送りました。

今城さんからは「早瀬からの“宝物”はMoniqueさん自ら
会場に持ち込みました」と連絡をいただきました。
私たちも、随時送ってくださる嬉しい連絡に
ドキドキしながら開催を待ちました。
まずは、デコレーターのみなさんが
展示している様子をご覧ください。

作品に使用されている布の事やテーマの背景を知ると
より作品を楽しんでいただけると思い、
作品ひとつひとつに解説をつけました。
英語の解説はソルトレイクのあいさんとなおみさんが、
フランス語の解説は主催者のMoniqueさんが
してくださいました。
「鯉のぼり」など、外国の方には分かりにくいものには
Moniqueさんがさらに解説を付けてくださったようです。
ありがとうございます!


・・・・額入りの作品で可能なものはガラスを外して送りました。
今回の展示のために裏打ちし直したり、
縁の仕様を新しくしたものもあります・・・・


・・・・展示が完了した様子・・・・

いよいよ明日4月10日から13日まで開催です。
その様子は次回お伝えします。