素材の話

島精機プライベート展「デザインシステム」Vol.1

先日、(株)島精機製作所さんの「プライベートショー」の
取材に伺いました。
今回はテキスタイルやニットのデザインソフトの
デザインシステムSDS®-ONE」や
「自動裁断機」などの展示説明会です。
顧客をお呼びしての商談ベースの展示会なので
一般の展示会ではなかなか味わえない
かなり丁寧な説明と実践的な実演が行われました。

一緒にお誘いしたのは
私のニットの先生でもあるニットデザイナーの佐藤さんと
こちらもまた私のパソコンの先生でもある
テキスタイルデザイナーの伊東さん。
独立し、キャリアばりばりで活躍している方々です。

私は既に島精機さんのデザインシステムは
『テキスタイル用語辞典』のニット制作でお世話になっている事もあり
デモンストレーションは軽く受けておりましたので
ある程度の知識はありましたが
お二人は初めての体験。

12月15日のブログもご覧ください

何しろ、テキスタイルデザイナーの伊東さんは
手で先染め柄やプリント柄を描いていた時代から
現在のフォトショップやイラストレーターを使って
パソコンで制作するまでを体験している方ですので
このシステムに興味津々。

ニットデザイナーの佐藤さんも
クライアントへのプレゼンや
サンプル制作で苦労をしているなかで
今回のデザインシステムがどの程度活用できるかへの
興味も高まっていました。

まずお二人が驚いたのは
テーブルに並べられていた本物の生地と
デザインシステムで制作された紙のバーチャル生地です。
これは手で触ってみなければ
どちらが本物かわからないほど、本当に精巧です!

この二人がすっかりハマってしまった
デザインシステムの実演に関してはまた次回お伝えします。

 

【Textile-Tree/成田典子】