装苑presents 合同展示会「white8」の哲学

10月25〜27日に、文化学園が運営する
「文化ファッションインキュベーション」で
装苑presents「white」の合同展示会がありました。

「white」は、個性的で高いクリエーションを発揮する
若手ブランドやクリエーターを
サポートするためにスタートした合同展示会です。
文化出版局広報部の片岡朋子さんに
今回の展示会の特徴をお話しいただきました。

「White」の特徴は、
新たな出会いや交流・発見を生み出す場であることを目指し
展示会のみで終わらないこと。
また、ファッション誌『装苑』で紹介するなど
次世代を担う期待のクリエーターを
発掘・育生していこうというものです。
展示会には一般の方の来場も可能で、
クリエーターとの交流を通じ
ニーズなどの情報が交わされ、一部物販もあります。

今回で8回目を迎え、山梨のネクタイ産地も出展しました。

実は、文化出版局がこのような展示会を主催しているとは知らず、
山梨県富士工業技術センターの五十嵐さんから
展示会があると伺い初めて知った次第です。

『装苑』は、他のファッション誌とはコンセプトを異にし
単なる流行発信ではなく、
国内ファッションのもの作りの活性化に力を入れ
もの作りの現場や産地や工場、
若手クリエーターなどを取り上げた編集に特徴があります。

また『装苑』の創刊75周年を記念して
9月には伊勢丹新宿店とコラボレートしたセレクトショップ
Atelier de SO-EN」をオープン。
日本の47ブランドの別注アイテムが展開。
第2弾では、「伊勢丹×総苑×文化服装学院」がコラボして
学生の作品が販売されました。

今回の『white』の展示会も
山梨のネクタイ産地とコラボレートすることで
産地とクリエーターの相乗効果を狙ったもので
かなりの手応えがあったと
広報部の片岡さんが話しておられました。

同時期には同じ11階のフロアで『medium』が開催。
デザイナーが自分たちの表現方法で
自由にブランドを表現するグループ展で、
2回目となる今回は12ブランドが出展。
思い思いの展示方法がギャラリーのようでもあり、
デザイナーと来場者のアットホームな雰囲気にも好感がもてる
展示会となっていました。

また10階では日本、アジア、ヨーロッパを中心とする
世界の若手アーティストを集結した
『Collective showroom 4th』が開催。
個性的なブランドがそれぞれの世界観を打ち出していました。

このような洋服や服飾雑貨などのファッション展示会や
産地の展示会が集結することで
単独開催とは違う新しい来場者や、
出展者同士の交流から生まれるビジネスの展開を計ったものです。

メディアがクリエーターをサポートする力は大きく
日本のもの作りの活性化は、
こういうコツコツとした主催者側の企画で支えられていることを
感じさせられた展示会でした。

次回から、取材したいくつかのブランドをご紹介します。