プレミアム・テキスタイル・ジャパン2013 Spring/Summer


第3回目となる「Premium Textile Japan 2013 Spring/Summer
(以後PTJ)が5月9・10日に開催されました。
利便性のいい有楽町の東京国際フォーラムでの
開催ということもあり、国内外からの来場者で賑わい
かなりの手応えを感じた出展者も多かったようです。


今回はトレンドコーナーを設立。
2013春夏トレンド・ディレクションとして
「サマーバレンタイン」「アートピクニック」「女子力」「構造空間」の
4つのテーマが提案されました。

PTJは(社)日本ファッション・ウィー ク推進機構(JFW推進機構)が
主催する、付加価値の高いもの作りができる
テキスタイルメーカーの展示商談会。
ファッションマーケット再生に向け、
感動と共感の「オンリーワン」の価値を創り出し、
新しいクリエイションの連携を生み出していく事を目的に
62の企業(うち海外6社)が参加しました。


・・人気ブースの1955年創業の『(株)日本ホームスパン』。
昔ながらの手染 め・手紡ぎ・手織りのホームスパンの技術を受け継ぎながら、
企画から生産までを 自社で行うツイードメーカー。
世界のスーパーブランドからも注目されています・・・


・・・スポーツや産業資材など合繊長繊維織物で国内最 大の生産背景を持つ
『丸井織物(株)』。今年、マルイテックス「MARUITEX」を商標登録し、
ブ ランドとして立ち上げ、商品提案を行っています・・・


・・・昭和25年設立のカットソーの 縫製メーカー『カスガアパレル(株)』。
今回は、毛羽が少なく、吸水性に優れ、軽さが特徴の和紙カットソーを提案。
会場ではこのパンフレットを持った人も多く見かけました・・・


・・・明治25年藍染め工場と して創業した『坂本デニム(株)』。
藍染め技術をデニム染色に活かし、環境への負荷を大きく低減した
「エコ染色 システム さかもと染太郎」を提案・・・

毎回好評なのが、VIPバイヤーを紹介する「ビジネスマッチング」企画。
PTJのアテンドで有力アパレルや注目の若手クリエーターと
具体的な商談が進められます。
今回は海外市場への発信にも力を入れ
ジェトロ(日本貿易振興機構)が海外バイヤーの招聘(しょうへい)を
行い、中国から一流アパレル4社を迎えました。

今回、麻の老舗の「林与」さんで『テキスタイル用語辞典
販売する機会を得たおかげで、
2日間会場でビジネスマッチングの様子などもしっかり拝見。
PTJが小規模ながらも中味の濃い展示会となっていることを
確認できました。


9日の展示会終了後はPTJ出展者やバイヤー、関係者の
ビジネス交流会が開催されました。
JFW推進機構の三宅正彦理事長は
JFWが、国内はもとより海外への交流を積極的に進め
ビジネスの発展を図りたいと挨拶。
4月30日には枝野経済産業大臣がインドを訪れ
インドのアナン・シャルマ商工大臣と会談しました。
日本の中小企業が得意とする繊維産業や食、アニメなどの
「クリエイティブ産業」をインドに広めるために、
相互の企業間の連携や投資促進を進めることに合意。
人口12億の巨大市場のインド戦略に官民挙げての取り組みが
積極的に行われようとしています。


・・・挨拶をするJFW推進機構の三宅正彦理事長・・・

経済産業省は、東京をアジアの「クリエイティブ・ハブ」とする
「CREATIVE TOKYO」構想の一環として、
3月24日に銀座で初めての野外ファッションショー
銀座ランウェイ」を開催しました。
震災から一年を迎えるこの時期に
日本を元気にし、希望が持てるイベントとして、
日本の素材・産地・製造技術・クリエーションを世界に発信。
「JAPAN DENIM」をテーマに、カイハラ(株)などのデニムが
使用されました。


・・・挨拶をする経済産業省の渡辺哲也氏・・・

「CREATIVE TOKYO」構想は、
東京をアジアのクリエイティブ・ハブとする構想です。
これらのイベントの中心となり、
今後の繊維産業発展のキーマンともなる
経済産業省の
クール・ジャパン海外戦略室長/クリエイティブ産業課長の
渡辺哲也氏も挨拶されていました。

次回はPTJでご縁があった企業の取材をアップしていきます。