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日々の優しいスパイス(by 学ファ・あゆみ)

こんにちは!久都間(くつま)あゆみです。

最近は毎日お天気に恵まれ、
木々の緑も草花も色鮮やかで、
外に出るのがとても気持ちいいですね!

“April showers bring may flowers”という、
イギリスのことわざを思い出します。
「四月の雨は五月の花を咲かせる
「卯月(うづき)の驟雨(しゅうう)は
皐月(さつき)花を咲かせる」というような意味です。

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今日は母の日ですね!
これは、母になったばかりの
うら若き母を想い描いた絵です。

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「me, mom to be」
(キャンバス、アクリルガッシュ、色鉛筆)

私は先日、ポプリ研究家・エッセイストである
熊井明子さんと、お世話になっている
イラストレーター田村セツコ先生の
トークショーに参加しました。
お二人の楽しいお話から私が感じた事を、
皆さんにご紹介したいと思います。

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毎日を過ごしていると、
誰にでも悩んだり落ち込んでしまう時があります。
そんな時、「芸術」「旅」「香り」は
気分を変えるお手伝いをしてくれます。

⚪︎芸術
“ものづくり”には果てがなくて楽しい!
例え自分は何かを作れなくても、
“ものを鑑賞する事”、”それを楽しむ事”は
十分にクリエイティブです。

⚪︎旅
日常から離れると気持ちも
リフレッシュできます。
片手で持てる荷物で身軽に旅をしてみると、
たくさんの出逢いや再発見があるかもしれません。
そしてそれらを書き(描き)留めて、
時々そっと思い出しましょう。

⚪︎香り
シュッと香りを吹きかけるだけで、
気持ちもその香りに染まります。
香りは脳にダイレクトに働きかけるのです。
眠れない夜はラベンダー、
スッキリしたい時はユーカリ……
自分だけの特別な香りを探し続けるのも素敵です。
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トーク中にセツコ先生が
「彼女の声は香りを放ち、彼女の話は音楽を奏でる」
という詩を紹介されていました。
それはまさに朗らかに話すお二人の事だと感じました。
そして熊井さんの書く文章、
セツコ先生の描く絵は、
読んで(見て)いると まるで香りや音楽を
感じられそうなのです。

これはきっと、どの芸術にも当てはまるはず。
ファッションも、イラストも、音楽や写真も、
作り手の愛や想いがいっぱいに込められた作品は、
その形以上の世界を見せてくれると思います。

“ものを作る理由”は人それぞれと思いますが、
『香り』や『旅』が日々のスパイスとなるのは、
きっと誰にでも共通している事と思います。
私の作品も、いつかお二人の作品ように
日々の優しいスパイスの一つとなれたらと
思いました。