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大門真優子・鈴木さゆり展“THE WORLD END”(byあをやま)

あをやまです。
猛暑スタートの7月初旬、情熱スクールnetのトップバッターである大門真優子さんの作品展に行ってきました。今回の会場は渋谷ヒカリエでした。

彼女は学生時代からやる気と行動力が人並み外れていました。社会に出てもそれらを維持出来てるのは凄いと思います。そんな彼女の、この作品展までの歩みについてちょっとお話聞かせてもらいました。



⬆️写真は大門さんと写真家の鈴木さゆりさんのお気に入り作品の前で。

大門さんは現在、アーティストとして活躍しています。具体的には衣装デザイン、制作、ヘアメイクなど。いわゆる衣装デザイナーとは少し違う活動です。写真はプロカメラマンの鈴木さんの撮影。二人の出会いは彼女のインターン時代に遡ります。

名古屋の撮影所に研修に行った大門さんは同じ現場にいらした鈴木さんから、ある日食事に誘われたそうです。その時はまだ「鈴木さんのお仕事をよく知らなかった」と。現場に慣れてなかった学生なら仕方ないかもしれないですね。でもかえって話がしやすかったようで「こんなことしたい」と夢を口にすると鈴木さんは真剣に耳を傾けて・・・と言うより面白がってなのかな?「じゃあ写真撮ってあげる」。二人の活動は大門さん在学中に千葉の海岸で始まったそうです。

展示物は衣装制作と被写体でもある大門さんの作品でありますが、鈴木さんの写真で完結しています。よくこれほどのロケ地を調べたと感心しました。


⬆️大門さんが寒さで長時間潜っていられないので水中の撮影はサイパンが多いらしいのですが岩手など国内を使うことがほとんど。良さそうな場所があれば照明を運んで行くそうです。衣装と撮影で世界観を表現する。いわゆる衣装展とも言い切れない。


⬆️時に特殊メイクのマスク、CGワークや椅子の制作を外部のプロにお願いし独特の世界を演出していました。

鈴木さんは大門さんにアーティストの活動がしたいのならストレートにその道を行くことを勧めてくれたそうです。もちろん、様々な問題はあるでしょうけど。お互いの仕事をフォローし合える関係と言います。背中を押すというのか一緒に歩いてくれるというのか。貴重な存在ですね。

こうして彼女の話を聞いてると単純に努力と運が良いだけではなく自分の意思を純粋に表示できたことが活動の場を広げられた要因のように思えます。アメリカ留学中では何を作ってもプレゼンがつきもの。自分から「こうしたい」と先生に伝えるのも必須。「伝えるに始まり伝えるに終わる」「多感な20代初めにブログを書いていたことも貴重な経験」と振り返ります。「いつか当時を思い出してブログを読み返す日が来るかも」と言いつつ、前進姿勢の大門さんだからその日はまだ先ではないかな。