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「エスモード」のリベンジ卒業ショー

10月16日に、「エスモード」の卒業ショーが
エビスビール記念館で行われました。
本来は3月12日に行う予定だったショーですが
前日の大震災で、やむなく延期。
その後、さまざまな企業や諸先輩たちの協力もあり
ようやくこの日を迎えることができたようです。
今回は「東日本大震災チャリティー ファッションショー」として
開催されました。

すでにこのショーに作品を制作された学生さんたちは卒業。
なんと、就職率100%という素晴らしさです。
以前よりエスモードの学生さんの実力には定評があり
私も今回初めて拝見するショーをとても楽しみにしていました。

フロアーショーで行われた作品は
スキのない完成度の高いものばかり。
残念ながら、学生さんが卒業していることもあり
卒業制作ショー独特のライブなエネルギーは
少し薄れてはいましたが、
クリエイティブの魅力を改めて感じさせる
プロ意識の高い洗練さが漂っていました。

パリに本校があり、世界14カ国にあるエスモードは
1841年、ナポレオン3世の宮廷服飾師だったアレクシス・ラヴィーニュが
世界初のファッション教育機関を設立。
今年は創立170年目にあたり、
パリなどでアニバーサリーが行われたようです。

エスモードの理念は「独創性」「国際性」「現代性」といいます。
特に「国際性」を意識した空気感は、
他の専門学校や大学とは違う独自性が感じられます。
先生と学生さんの結びつきも強いものがあるようで
学生さんたちがクリエーションに夢を持って進める教育機関として
これからも多いに期待したい学校のひとつです。

エスモード大賞には有賀公美さんの
『JAPANESE BAMBOO ART』が選ばれました。

エスモード インターナショナル代表の仁野覚氏。
気功、空手などの趣味をお持ちの氏は、
どことなくサムライ風の雰囲気が漂います。

ショーが終わってからのレセプションには
美味しいお料理とお酒が…

やはり本場のエビスビールは本当に美味しかったです!
黒ビールとノーマルなビールをミックスした「ハーフ」が
とても好評でした。