編集長ブログ

渡辺弘子の布絵の世界Vol.12『びわ』

今年は我が家で初めてビワの実がなりました。
弘子姉さんの作品にも『びわ』があったので、ご紹介します。

・・・・『びわ』:平成5年(1993)6月の作品(48×34.5cm)・・・・

かつて(多分今はもうないと思いますが…)早瀬には
宝樹尼という尼寺があって、そこに実っていたビワを
知り合いの方が持ってきてくれたものだそうです。

・・・・ビワの実の部分はよく見るといくつかの素材が使われています・・・・

ビワの実は木綿の黄色いお財布で作りました。
木版プリントのような柄があり、
その柄をビワのお尻の部分や頭の部分のように、上手に使っています。
実の部分の素材も微妙に違います。
シンプルですが、味のある作品だと思います。

・・・・種を植えて7〜8年目で初めて実がなった我が家のビワ。
スズメもよく遊びにやってきます。この子はいつも親の後を追いかけ
甘えている子スズメです・・・・

・・・・ツーショットのいい感じです!スズメはビワを食べませんが、
熟した頃にヒヨドリがすぐに飛んできました!・・・・