『Interior Lifestyle Tokyo』2014-Vol.1

東京から世界に向けて新しいライフスタイルを発信する
インテリア・デザイン市場のための国際見本市
Interior Lifestyle Tokyo』(主催:メサゴ・メッセフランクフルト《株》)が
開催(2014年6月4日〜6日)され、
家具からインテリア小物雑貨、
食器、家電、生活雑貨、テキスタイルなど
トータルな暮らしの空間が提案されました。


・・・カラフル感のあるブースの仕切りやバルーンなどに遊び感を出して、
会話が生まれる工夫をしたといいます・・・

『Interior Lifestyle Tokyo』の特徴は、
国内外のトレンドキーパーソンによる
ハイエンドで発信力のある国際見本市のため、
国内外からの注目も高く、
感度の高い出展者・来場者が集うことです。
第24回を迎える今年は、出展者数が27カ国・地域から
過去最高の819社、
ナショナルパビリオンもイタリア、北欧、フランス、
ドイツなど9カ国となりました。
来場者数も3日間で過去最高の27,827名という
盛況ぶりでした。

特に今回は海外との商談をよりスムーズにするために
無料の「ビジネスサポートディスク」を設置。
通訳サービスをはじめ、ミプロのアドバイザーによる
小口輸入のアドバイス、商談サポートなどを行い
バイヤーさんから好評を博していました。

毎回注目されるアトリウム企画のテーマは「Welcome to my home!」。
ネット社会になり、生身の人間が会って会話する機会が
少なくなくなっている今日で、
「Welcome to ma home!(うちにくる?)」は
重要なコミュニケーションの場になっているといいます。
69社が「集う/ギャザリング」をコンセプトに、
ホームパーティ、ガーデンパーティなどのシーンに向けて
人をおもてなす「集いの空間」の様々な提案です。


・・・30社が出展した中央の「テーブルブース」・・・

アトリウム会場も一軒の家として捉え、
従来の箱型ブースのような垣根を取り払うなど
「会話が生まれる仕掛け」をしたのが特徴。
中央は「テーブルブース」とし30社が出展。
まるでフリーマーケットのように適度な雑多感で、
出展者と来場者が気軽に会話ができる工夫があります。
テーブルの上に商品を並べるだけの小さいスペースですが
上質なものづくりをしている出展者に限定し、
クォリティを保つために、出展をお断りしたところもあったようです。

アトリウムのディレクションはJamo Associates
高橋紀人さん(ディレクター)と神林千夏さん(スタイリスト)が担当。
色にこだわりながら、家具や食器などで
心地良さと遊びのあるスタイリングが提案されました。


・・・左のリンパドレナージュブラシは人工毛、
右のボディブラシは山羊毛と人工毛の混合・・・

熊野の化粧筆のメーカー(有)瑞穂のボディブラシと、
プロのセラミストが使うリンパドレナージュブラシ。
気持ちのいい毛のタッチはもちろん、
日本が誇る技術とデザインの本当に美しい筆です。

今回初出展したミナ ペルホネンは、
新しく開発したモールスキンのダブルフェイスの
新素材「dop」を紹介。
スツールやソファーの椅子張りや、
クッションやバッグなどの生地として提案しているもので
注目するのは「経年変化を楽しむ」ことを
コンセプトにしている素材だということです。


・・・ポリエステル65%/綿35%のモールスキンのダブルフェイス。
17色展開。静岡で生産・・・

生地が “すり減る”ことは「劣化」ではなく
新品には味わえない「変わることの喜び」だといいます。
時間をかけて変化し、永く愛用してもらえる素材です。
その人の座り方のクセですり減るところが違い
すり減ることで、ダブルフェイス特有の違う色が
下から現われてきます。
といってもすぐにすり減るのではなく、
約5万回の摩擦に絶え、5〜10年経た頃から
経年変化を楽しめるといいます。


・・・生地を張った椅子はArtek社の「スツール60」で展開・・・


・・・経年しても刺繍のような糸は残るので、
無地とはまた違う変化を楽しめます・・・

フィンランドの「Lapuan Kankurit(ラプアン カンクリ)」は
ウール、リネン、コットンなどの天然素材の
上質なテキスタイルを生産しているテキスタイルメーカー。
フィンランドらしいモダンな柄も魅力です。

特にリネンテキスタイルは定評があり、
フィンランドで唯一ヨーロッパリネン連盟(CELC)から
「Master of Linen」の認定を受けている工場です。
「Master of Linen」の製品は、糸の繊維、染織の耐久性、生地の強度、
サイズの安定性などが厳しい品質基準によって管理されています。

デザイナーには、フィンランドで活躍するデザイナーの他、
テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん、
陶芸家・テキスタイルデザイナーとして活躍している
鹿児島睦(まこと)さんなどが参加しています。

インテリア商材の輸入・販売の(株)エム・エス・ティ
1枚からオーダー可能な「玄関マット」の仕立て屋の
ブースで出展。関心を引いていました。

(株)ティーラボは、天然素材と手づくりの雑貨を作るメーカーです。
木彫りの動物たちは、インドネシアのバリ島にある
専用工房で職人さんたちの手作りで生産されています。


・・・今年10周年を迎えるPolepoleの動物たち・・・

 

(株)MOODA SOAME(モーダ ソアム)は、
空間プロデュースや住宅デザイン、インテリアデザイン、
アート作品の販売・卸しを中心に、総合的なインテリアライフ提案。


・・・エスニックとアートが融合したような
不思議な世界観を作るインテリアが提案されています・・・

プラスチックの樹脂成形の最先端技術とトレンド性のある
製品を提案している本多プラス(株)は、
「ame」ブランドで初出展。
ペットボトルなどに使用されるプラスチック素材を用い
大量生産ではなく、職人さんがひとつひとつ作り上げる
テーブルウエアやアクセサリーを制作し提案。
カラフルで大きなプラスチックオブジェは
アトリウムで存在感を示していました。