「rooms25」Vol.1—日本のもの作りを応援し、カルチャーを発信!

アッシュ・ペー・フランスが運営する「rooms」は、
オリジナリティ溢れるデザイナーやクリエーターが参加する
ファッションとデザインの合同展。
出展者は、独自性と創造性を基準にしたオーディションで選定されるため
参加ブランドは質が高く、
主催者側の発信するアートやデザイン力も定評があります。


・・・・インパクトある「rooms25」のインヴィテーションカード・・・・

また、若手支援のブースを設立し、
若い才能のインキュベーション(ブランド支援・育生)にも力を入れるなど
日本のファッションとデザインの発展をサポートしながら、
国際的なイベントとして成長し続けています。
スポンサーとコラボしたインキュベーションも上手で、
「rooms」をきっかけにメジャーデビューしたアーティストやブランドも
少なくありません。


・・・・クリエーエィブディレクターのKAWANISHI TAKAHIさん(パンフレットより)・・・・・


・・・・・(インヴィテーションカード裏面)今回のテーマは
「+ NEXT(プラスネクスト)」手描きの文字も地図もすべてアートの香り!・・・・

今回で第25回となる「rooms25」のクリエーエィブディレクターは
海外でも注目の画家KAWANISHI TAKAHI(カワニシ タカヒ)さん。
言葉にできない感覚や、魂を注ぎ込んだような作品が実にカッコいい!
インヴィテーションカード、パンフレット、資料バッグをはじめ、
会場内エリアのサインなど、一つ一つの制作が実に丁寧。
細部にも手を抜かない、熟練した職人技を見るような…
長く使い込まれていい味わいを出したような表現に、魅了されます。
今回の展示会は会場全体がKAWANISHI TAKAHIワールドとなっていたのが
一番の感動でした!すっかり虜に…


・・・・会場の国立代々木競技場第一体育館・・・・


・・・・テントも、来場者に手渡す資料バッグも統一したビジュアル・・・・

「rooms」は、展示会を単なる商談スペースの提供とするのではなく
文化交流や創造を促進するグローバル合同展示会の役割と考えています。
出展する側・訪れる側・主催者側が、お互いに刺激し合い
緊張感を持って作り上げていこうという姿勢が魅力的です。


・・・・今回から、ウエア、アクセサリー、バッグなど、アイテム別のエリア編集で、
見やすく買いやすい構成となっています・・・・


・・・・エリアごとのサインにもKAWANISHI TAKAHIワールドの
アートセンスが光ります!・・・・

通常「rooms」では約400社のブランドが集積します。
今回は500社を見込んでいましたが、予定を上回る約600ブランドが出展。
その人気振りがうかがえます。
また今回注目すべきところは、「+ NEXT(プラスネクスト)」をテーマに、
「日本の活性化」に焦点を当て、
日本発のファッションを強く発信していることです。
その象徴となるのが、地場産業に焦点を絞った『地場産』エリアの設置。
日本各地に埋もれている“きらりと光る”ブランドや企業を掘り起こしたり
地域に根差した優れた商品をピックアップ。
約30社を集め、その場で買える「地場産ショップ」もオープンしました。


・・・・『地場産』のブースのロゴは、
トンカチやスパナなどの工具でデザインされています・・・・

「rooms」では、出展したブランドの中からセレクトした雑貨ショップ
roomsSHOP」をルミネ新宿2やルミネ有楽町でオープンさせ、
11月には阪急うめだ本店での関西進出を図るなど、
合同展示会と販売をリンクさせたショップ展開が、
流通業界でも注目されています。

さらに、新進気鋭クリエーターのアイテムを集めた通販サイト
rooms DEPARTMENT」、
様々なファッションコンテンツとリンクさせ、
東京から世界に発信するイベント「roomsLINK」など、
日本のファッションカルチャーを世界に広め、
日本に世界を呼び込む活動も活発です。


・・・・「roomsLINK」・・・・

ランウェイショーと合同展を主に、
10月は「roomsLINK TOKYO」「roomsLINK SEOUL」
11月は「roomsLINK TAIPEI」を予定しています。
デザインやアートも含めた日本のファッションカルチャーを、
もっと世界に仕掛けていこうとする「rooms」の動きに目が離せません!

次回の「rooms25」レポートでは、『地場産』エリアに出展した、
岩手の「六原張り子」の技術を応用して制作しているブランド
『コシェルドゥ』の取材をお伝えします。