素材の話

愛着の、ハンドメイドのヌメ革バッグ


ハンドメイド靴工房「こうべくつ家」さんにオーダーしたヌメ革のバッグです。
今年の1月に開催されたJFW-IFFN展で拝見
一目で気に入り、オーダーしました。

革の色はナチュラルベージュとブラウンの2色があり
ステッチもベージュと生成りから選べます。
以前は革の色もステッチの色ももっとたくさんあったようですが
お問い合わせいただいた方がいいかもしれませんね。
〜ハンドメイド靴日記〜のブログからもご覧いただけます。

 

私は、使い込んでいくほどに飴色になっていく
ヌメ革の質感が大好きなので、ナチュラルカラーを選び
少しステッチを効かせたいので生成りにしました。
オーダーしてから約1カ月で出来上がるということでしたが
約2週間ほどでできたというお知らせをいただき、びっくり!


・・・・JFW-IFFN展で靴作りのデモンストレーションを行っていた
靴作家の森田圭一さん。もとミュージシャンで、
ストリート靴職人などを経て現在に至っています。
森田さんの自伝コラムもなかなかです!・・・・

2月にはすでに出来上がっていたのですが、
実はなかなかデビューする機会が見つからず…状態。
昨日送られてきた『yourwear』の
オールドリネンのドレスを見た時に、
これだ!と思い、早速一緒にデビューとなりました。

最初見たときは、サイズが少し小さいかと思いましたが
(タテ約20cm、ヨコ約34cm、マチ約17cm)
A4サイズの書類もしっかりはいるし、マチが広いので
結構ものが入るのにはびっくり。
そして何よりも気に入ったのは、
持ち手は幅広いのでとっても持ちやすく、
力が分散するのか、ものをたくさん入れても軽く感じること。
革自体もしっかりしているけど、決して重くはないのです。
これはかなりヘビーローテーションになるかも!

そしてもうひとつご紹介したいのがこちらの「はっぱのキーリング」
靴を作った残りの革を利用したもので、ディテールにも凝っています。
こちらは真鍮作家さんとコラボしたものです。


・・・・真鍮を使っていないものもあり、
お値段が少しお安くなりますが、この真鍮の味わいが気に入り
こちらを選びました・・・・

キーホルダーなのですが、バッグにつけても可愛いし
私はペンダントとしても使用したかったので、
森田さんに革ひもも一緒につけてくださいとお願いしました。
そしたらなんと…こんなに素敵な、もはや“革ひも”とは呼べない
手の込んだペンダントループを創ってくださいました。
(これだけでも商品になりそう!)


・・・・長さを調節できるボタン穴もあります。
感激でウルウルでした!・・・・

こちらはすぐに別の麻のワンピースと合わせてお出かけしたら
早速お洒落な友人の目に留まり、お褒めの言葉を!
「やった!」と早速、「こうべくつ家」さんと森田さんの宣伝を。

お客さんに喜んで欲しいと一生懸命創る作家さんやデザイナーさんは
それを手にした人の心を動かし、
それが口コミとなって広がっていくようです。
私も知らず知らずそうなっていました…

【Textile-Tree/成田典子】