編集長ブログ

壊れたら繕う。いいものは惜しみなく使う!

食器好きが高じて「金継ぎ」を始めてしまった
ヒロコさんのお家におじゃまして
「金継ぎ」の作品を見せていただきました。
「いいものはしまっておかないで、どんどん使う」
というのが彼女の持論で、「壊れたら繕う」。
それがまたいい味となり、さらに愛着がわいてくるというのです。


・・・・まだ制作途中のポットの「繕い」。アートだ!・・・・


・・・・これもまだ途中。全く別の皿をくっつける高度なワザ。
木クズを混ぜた「コクソのり」というのを使用して
くっつけるのだそうです・・・・


・・・・金で繕うのが「金継ぎ」、銀は「銀継ぎ」。
このような黒い漆のようなものは単に「繕い」と呼ばれているようです・・・・

ある程度の年齢になると
ものをたくさん持つことよりも、
本当に自分の気に入った質のいいもの
思い出や愛着のあるものを大切に使いたいという
気持ちが強まります。
長く使ったものには、新品にはない
「経年の美しさ」があります。

人生もそうありたいなあと、思いました。


・・・・ふろふき大根をお鍋にしたアイディア料理。
柚をたっぷり入れた鶏そぼろをかけていただきます。
上品な美味しさに、いくらでも食べられます!・・・・・


・・・・お料理で使用している食器はほとんどが「金継ぎ」・・・・

この日は忘年会を兼ねた女子会(婦人会かな…)で
ヒロコさんの手料理をごちそうになりました。
(仕事ばかりでなくお料理もできる女でした!)
私は故郷のお酒「高清水」を持参。
普段はなかなか飲めない大吟醸で、なかなか美味しかった!
いい仕事仲間がいい友人であることは、本当に幸せなことです。