ギャラリア風の巣の「渡辺弘子の布絵展」Vol.1

広島県福山市の「ギャラリア風の巣」で「渡辺弘子の布絵展」が
開催され(2014年6月6日~24日)
弘子姉さん夫婦と私たち夫婦4人で出かけることになりました。
初めての姉弟旅行です。
4月にフランスのボージョレで開催されたキルトの祭典
「キルトEXPO・ボージョレ2014(Quilt Expo en Beaujolais2014)」に続き
ギャラリア風の巣の田中仁美さんからオファーをいただいた
広島での初展覧会です。
ギャラリア風の巣のサンタフェプレイスで開催されました。


・・・風の歌が聞こえるような、ギャラリア風の巣・・・

ギャラリア風の巣は「ここは日本?」と
疑いたくなるような素敵なところでした。
木々に囲まれた緑豊かな敷地には
建築家である仁美さんのご主人が建てた
何軒かのログホームがあり
ギャラリーやカフェ&ショップ、ワークショップ、
英語教室などとして使用されています。


・・・「渡辺弘子の布絵展」が開催されたサンタフェプレイス・・・

中でもサンタフェプレイスは
仁美さんが大好きなサンタフェスタイルの建物。
キルト専用ギャラリーとして
ご主人にお願いして建ててもらったといいます。

今回の布絵展にはフランスの
「キルトEXPO・ボージョレ2014」

出展した作品+αが展示されました。
サンタフェスタイルの建物と、
早瀬の漁師町の暮らしがコラボして
醸し出す世界観とはどんなものかと期待は高まります。

ギャラリーに一歩踏み入れると
“早瀬”は“サンタフェ”にすっかりとけ込んでいます。
木や土などの天然素材の質感や天然の色調は
たとえその地域のスタイルが違っていても、
不思議とマッチするものだなあと納得しました。
サンタフェスタイルに、すだれや和食器がしつらえられ
弘子姉さんの布絵が丁寧に飾られています。


・・・「いらっしゃいませ」と迎えてくれるおたやん。
この作品は弘子姉さんの記念すべき第1号作品です・・・


・・・プロフィールや作品解説は日本語と英語を用意しました・・・

ドアを開けて入ると“おたやん”が
「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。
本物と見間違うような『イワシ干し』の作品の側には
炭が入れられた七輪と日本酒のとっくりとおちょこが。
おもわず一杯いただきたくなるような
仁美さんならではの“おもてなし”ですね♪


・・・『イワシ干し』と七輪に日本酒のしつらえ・・・


・・・『早瀬川の春』*現在はすっかり風景が変わってしまいましたが、
かつて早瀬川の近くに実家があり、その時代の風景を絵にしました・・・


・・・お祖父さんが2階からよく川を眺めていました・・・


・・・当時の生活の様子。よくみると細かな描写がされ、
たくさんの種類の古布が使用されています・・・


・・・妹のるみちゃんが、よく川で遊んでいました・・・


・・・『日向水中綱引き』*厳寒の1月に美浜町日向で行われる
勇壮な神事「水中綱引き」を描いたものです・・・


・・・『歓び』*弘子姉さんの制作の解説にみなさん
引き込まれていました・・・


・・・朝焼けや海水の表現が、裂き織りかと思っていましたが
漁網に布を裂いた紐を編み込んでいったものだというのが
今回の弘子姉さんの解説でわかりました・・・


・・・『歓び』の作品はクロワッサンの
1991年「黄金の針展」で入賞したものですが、
魚の腹が見えている表現は、魚を熟知していないと
なかなかできないものだと評価されたそうです。
みなさん思わず身を乗り出して見入ります・・・


・・・芳名帳にたくさんの方が記入してくださいました・・・

仁美さんは作品の解説も
きちんとパネルにして展示してくださっています。
作品の絵葉書も販売してくださいました。
早瀬の観光パンフレットや観光Mapも展示してくださっています。
あっ、『つなぐ通信』『テキスタイル用語辞典』もあります。
きめ細かな心遣い、本当にありがとうございます。


・・・以前作った絵葉書も販売してくださいました・・・


・・・『あじの開き』*小さな作品ですが、自分で開いて干物を
作っている弘子姉さんならではの細かな表現です・・・


・・・『カレイの干物』*この作品もあまりにもリアルなので
みなさん驚かれ食い入るように見られています。
柿渋で染めた酒袋を使用しています・・・


・・・『トビウオ』*羽を広げて飛ぶトビウオに感動して作った作品です。
青光りしている部分には光沢のある大島紬が使われています・・・

ギャラリーの展示はほとんど仁美さんが
お一人でやられるようです。
それがご自分の楽しみだとおっしゃいますが
DMを作りご案内し、作品の準備・管理・展示・お客様への対応…と
ここまでやられるのは本当に並大抵のことではありません。
こういう方に展示していただき本当に嬉しく思います。
弘子姉さんも純造兄さんもとても喜んでいました。
きっとここで展示されたみなさんは、
同じような思いをされているのではないでしょうか。
主催者の思いが伝わってくる、とてもいい布絵展でした。

ギャラリア風の巣の「渡辺弘子の布絵展」の
第2弾もお楽しみに!