「渡辺弘子の布絵展」広島県福山市のギャラリア風の巣で開催 2014年6月6日(金)~24日(火)

4月にフランスのボージョレで開催されたキルトの祭典
キルトEXPO・ボージョレ2014(Quilt Expo en Beaujolais2014)」に
招聘された弘子姉さん(渡辺弘子)ですが、
嬉しいことに広島県福山市の「ギャラリア風の巣」でも
展覧会をやることになりました。

キルトEXPO展で大変お世話になった
フランス在住の今城崇江さんも同じ福山市のご出身で、
そのご縁で福山市の「ギャラリア風の巣」の
田中仁美さんからお話をいただきました。
「ギャラリア風の巣」さんは、
緑に囲まれた処にあるログホームで、
カフェもある素敵なギャラリーのようです。
今回の展覧会はキルトの展示専用に建てた
サンタフェスタイルのギャラリーで開催され、
過去には「キルトEXPO・ボージョレ2012」に招聘された
キルト作家・関田陽子さんの展覧会なども行っています。


・・・・「キルトEXPO・ボージョレ2014」の展示の様子・・・・

・・・作品には日本語と英語の解説を付けました・・・・

今回の「渡辺弘子の布絵展」では、
キルトEXPO・ボージョレ2014」に出展したものと
同じ作品22点を展示することにいたしました。
福山市は瀬戸内海に面したところで、
漁師町だった早瀬とは
なにか共通したものがあるかもしれません。


・・・・早瀬の奥村組の大漁旗・・・・

早瀬の大漁旗も持ち込まれることになりました。
この大漁旗は「群れ」の作品に使われた
「大敷網漁(おおしきあみりょう)」の網元
「奥村組」のものです。
たくさんの種類のカワハギ(早瀬ではこぐりといいます)
を配した「群れ」の作品は、
フランスのキルトEXPO展に出展するにあたり、
作品の補強も考え裏打ちし、
周りに縁(ふち)をつけることにしました。


・・・・補強前の「群れ」の作品。刺し子をした1枚のふろしきに
カワハギをパッチワークしています。
山から採ってきた蔓を組み立てて、四方を引っ張ります・・・・


・・・・キルトEXPO展用に、新しく縁をつけた「群れ」の作品。
「瀬島大敷」と「奥村組」の文字を抜いた襟の部分を使っています。
「キルトEXPO・ボージョレ2014」の展示の様子・・・・

・・・・「群れ」の作品の解説・・・・

その時に使われたのが「奥村組」の半纏の襟の部分です。
実はあとで知ったのですが、
キルトEXPO展の出展にあたり大変お世話になった
フランス在住の今城さんが、
フランスでとても親しくしている友人が
この奥村組のお身内の方ということが分かりました。

今回のフランスのキルトEXPO展が無ければ、
使われることも無かった「奥村組」の半纏が、
海を渡りフランスのお身内の側に行くことになりました。
ちょっと鳥肌が立つような話ですが、
「群れ」はとても不思議なご縁を感じる作品となりました。


・・・・左は、今は亡き近所の方から頂いた
古い鯉のぼりで制作した「風の子」。
「キルトEXPO・ボージョレ2014」の展示の様子・・・・
・・・・昔の鯉のぼりは墨1色でした・・・・

弘子姉さんの作品は、家族や地元の方達の思い出が
たくさん詰まった古布が使われています。
そういう「魂が込められた布たち」が、
こうして不思議なご縁へと導いてくれるのかもしれません。

作品の解説には日本語と英語の解説をつけました。
福山のみなさまも、海外からいらしたみなさまも
作品の解説をご覧いただきながら
「渡辺弘子の布絵の世界」を楽しんでいただければ
大変嬉しいです。
みなさまのお越しをお待ちしております。